広島・新井監督「きょうは広輔の押し出し四球が値千金だった」 チームは4連勝&3カード連続勝ち越し

 6回、勝ち越しの押し出し四球を選ぶ田中(撮影・金田祐二)
 勝利に笑顔の新井監督(撮影・金田祐二)
 ナインとハイタッチする西川(撮影・金田祐二)
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 「横浜DeNAベイスターズ2-5広島東洋カープ」(23日、横浜スタジアム)

 広島が一度は同点に追いつかれながらも六回2死満塁から代打・田中の押し出し四球で勝ち越し。七回には西川、松山の連続適時打で2点を追加した。

 先発の大瀬良が1カ月ぶりの5勝目、島内が30ホールドに到達した。新井貴浩監督は先発の大瀬良について「ナイスピッチングだった。真っすぐも、一つ一つの球種に力があったと思います」と褒めた。

 打っては4番の西川が2戦連続の初回先制打。「大きいですよね。やっぱり彼のバットは本当に頼りになりますし、主導権を握れるので。こっちとしてはすごくありがたい。今日もナイスバッティング。その後も見事だったし、本当に頼りになる4番バッターだと思います」とたたえた。

 決勝点は代打・田中の押し出し四球となり、「きょうは広輔(田中)が押し出し四球を選んだのが、いろんな意味で値千金だったと思いますよ。あれで大地(大瀬良)にも勝ちが付いた。素晴らしかったです」と振り返った。

 大瀬良のあと、六回から大道、中崎、島内、栗林と無失点リレーで決めた。「いつもブルペン陣も頑張ってくれているのでこっちは安心して任せていました」。3カード連続で勝ち越しを決めた。

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