カープ新井監督 逆転優勝へ勝負所決めた「自分の感覚。中旬ぐらい」「うちは暑さに自信がある」

 広島・新井貴浩監督(46)は21日、後半戦スタートを前に、身ぶりを交えて勝負どころを8月中旬と捉えていることを明かした。

 「自分の感覚。頑張ってもらうところを漠然と考えたところ、中旬ぐらい。バーンって頑張ってもらう」

 2位で前半戦を折り返した。首位・阪神とは最大9ゲーム差あったが、1ゲーム差まで縮めた。逆転優勝を目指すには、ここからが勝負どころと捉える。幸い、日程が味方してくれる。22日の中日戦(マツダ)を皮切りに6カード、17試合連続で屋外球場が続く。

 「うちは暑さに自信がある。一番暑いと言われている球場をホーム球場にして戦っているわけだから。ここは逆にアドバンテージ」

 猛暑の中、ドーム球場なら快適に過ごせるが、屋外の暑さをものともしない強さをカープの選手たちは持ち合わせると自負する。

 チーム状態を見れば西川が右脇腹肉離れで離脱。マクブルームも不調から2軍降格したまま。万全とは言いがたい。それでも指揮官は「なんとかみんなで一丸となって“耐えて勝つ”じゃないけど、そういうつもりでやっていきたい」と話した。“耐えて勝つ”は広島を初優勝に導いた古葉竹識元監督の座右の銘。その先に優勝を強く意識していることをにおわせた。

 勝負の夏へ、新井カープががむしゃらに突き進む。

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