広島・新井監督 “鬼門”交流戦「ガンガンいく」 開催3季連続最下位も「関係ないから“どんどん攻めて行こうぜ”と」

 「広島3-1ヤクルト」(28日、マツダスタジアム)

 広島が先行逃げ切りでヤクルトを3タテ。昨季まで2年連続負け越していた天敵に対して6連勝は20年10月10日から2シーズンにまたがり6連勝、シーズン限定なら18年8月22日から9月26日の7連勝以来の快挙となった。

 貯金2で迎える交流戦。新井監督は「そこはあんまり考えていない。それよりも明後日から始まる交流戦のことを考えています。ガンガンいってくれればいい。こっちもガンガンいこうと思っています。いつも言っているように、結果に関しては私だけが受け止めればいい。選手は何も気にすることなく、ガンガンいってほしい」と力強く言い切った。

 開催3季連続で最下位という苦手の交流戦。昨季も貯金6の3位で迎えたが5勝13敗と大きく負け越し、失速の大きな要因となった。指揮官もシーズンを戦う上での大きなポイントと捉える。

 「私も現役時代、苦しい戦いが多かったと思うんですけど、監督になって1年目ですし、そんなの関係ないから“どんどん攻めて行こうぜ”と背中を押したい」

 過度な苦手意識は取っ払い、新井カープらしく積極野球でぶつかっていく。この日も終盤を締めたターリー、島内に矢崎の成長で勝ちパターンは見えた。ヤクルトを倒したようにパ6球団も倒してみせる。

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