広島 松本被弾サヨナラ負け 指揮官「勝負に行った結果」ビジター5カード全て勝ち越しなし
「DeNA3-2広島」(4日、横浜スタジアム)
祈るように見つめた打球は、そのまま右翼席に吸い込まれた。青い人波が歓喜に包まれる中、うつむきながら三塁ベンチへ引き揚げたカープナイン。今季3度目のサヨナラ負けを喫したが、広島・新井貴浩監督は「勝負に行った結果なのでね」と潔く受け止めた。
同点の九回、4番手で松本がマウンドに上がった。1ボールから先頭・宮崎に投げ込んだ外角146キロ直球だったが、無情にも白球はフェンスを越えた。
本塁打の出やすい球場で、一発だけは避けたい局面での被弾。松本は「自分が自信を持って投げた球を、あそこまで打たれた。結果を受け止めたい。勝負事なので悔しいし、同じ失敗はしたくない」と唇をかみ、次戦でやり返す思いを刻んだ。
これでチームは5カード連続で勝ち越しがない状況。今季のビジターゲームも5カード全てで勝ち越しがなく、4勝10敗と黒星が先行する。序盤に2点を先制したが、首位・DeNAを振り切る展開には持ち込めなかった。
ただ、指揮官は「いい形で先制して、ブルペンもすごく頑張ってくれて。最後は勝負に行った結果なので。あと少しだったと思う」と収穫を強調。再び借金「1」となったが、前だけを見つめて次なる戦いに臨む。
