広島・新井監督、今季3度目のサヨナラ負けも「勝負にいった結果」 復帰登板で6回2失点の森下に「ナイスピッチング」

 6回を投げ終え、新井監督(左)に声をかけられる森下(撮影・伊藤笙子)
 3回、京田の一塁ゴロのベースカバーに走る森下(撮影・西岡正)
 サヨナラ負けでベンチを引き上げる選手たちを迎える新井監督(撮影・伊藤笙子)
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 「DeNA3-2広島」(4日、横浜スタジアム)

 広島は今季3度目のサヨナラ負け。同点の九回、4番手の松本が先頭の宮崎に被弾する結末となった。

 昨秋に右肘のクリーニング手術を受け、1軍復帰登板となった先発の森下は6回5安打2失点。打線は初回に秋山、二回に堂林が適時打を放ったものの、勝利には結びつかなかった。チームは5カード連続で勝ち越しがなく、借金1。試合後の新井貴浩監督(46)の主な一問一答は以下の通り。

  ◇   ◇

 -最後は松本が宮崎にサヨナラ本塁打。

 「あともうちょっとだったけど、これは勝負にいった結果なのでね」

 -森下の投球は。

 「ナイスピッチングでしょう。彼にとっては、きょうが開幕ですし、術後初めてのマウンドということで。いいピッチングだったと思います」

 -次回登板は、翌日の状態を見てから。

 「あした、どういう状態になっているのかという報告を聞いてからになるね。ファームでは5試合投げたのかな。1軍の公式戦の舞台は体にかかる負荷が違うから、(次回は)あしたの報告を聞いてからになる」

 -序盤は足を使った攻撃で2得点。

 「いい形で先制して森下もいいピッチングだったし、ブルペン陣もすごく頑張ってくれた。最後は勝負に行った結果なので。あと少しだったと思います」

 -守護神・栗林が離脱中。中継ぎ投手陣の序列は。

 「固定はしていないよ。今日は左が続くところでニック(ターリー)が七回に行ったということなので、固定はしていない。打順の巡り合わせ、点差などを加味しながらやっていきたい」

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