広島・九里 26日中日戦、無心で無失点継続だ 11日から始まった「15」イニングさらに伸ばす!防御率0・93

 広島の九里亜蓮投手(31)が24日、マツダスタジアムでの投手指名練習参加後に取材に応じ、無欲での連続イニング無失点継続を誓った。26日・中日戦での先発が濃厚だ。今季初勝利した11日の中日戦から始まった連続無失点イニングは15に伸びている。記録が始まった相手を再び封じ白星をもたらす構えだ。

 安定感が光る。防御率はリーグ2位の0・93。連続イニング無失点は15に伸びた。それでも九里は「(数字は)あまり気にしていない」と言ってのけた。重要なのは自然体。目の前の1球に集中するだけと力を込めた。

 今季初勝利した11日・中日戦から始まった連続無失点イニング。次回登板となる26日の相手は再び中日だ。

 「前回対戦をしていない打者も入ってくると思う。石川(昂)選手とか。どんなスイングをしてくるのか、何を狙ってくるのか。その辺は駆け引きになってくる」

 若き4番は打率・333で1本塁打。一発を許せば打線を勢いづかせるきっかけになるだけに、警戒心を強くした。

 オフに米国で武者修行した。春季キャンプ、オープン戦とフォームに苦しんでいたが、「60~70%くらい意識せずできることが多くなってきた」。下半身の動かし方など徐々に思い描く形になってきた。登板を重ねる度に完成度が高まるだけに期待は膨らむ。

 カード初戦の25日に大瀬良が登板するため中7日でのマウンドになった。「特に何かが変わる訳じゃない。しっかり準備をして試合に入っていきたい」。無心で腕を振り、再びスコアボードに0を刻んでいく。

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