広島、守護神・栗林が打たれて2カード連続の負け越し 八回、1死満塁の絶好機も逃す
「広島3-4DeNA」(23日、マツダスタジアム)
広島は守護神・栗林がDeNA打線につかまり、競り合いを落とした。2カード連続の負け越しとなった。
3-3の九回にマウンドに上がった栗林は1死一、二塁のピンチを背負うと、代打・楠本に右前打を浴び、決勝点を献上。この試合の前まで防御率4・15と調子の上がらない栗林は今季3敗目を喫した。
0-2の三回2死から菊池がDeNAの先発・東の変化球を捉え、左翼スタンドに運ぶ1号ソロを放った。12年連続本塁打となり、「風と声援が後押ししてくれました。まず1点返せて良かったです」と話した。
七回には、DeNAの2番手・エスコバーからマクブルームが待望の今季初アーチを左翼席へ運び、同点。さらに西川の中前打と四球、さらに暴投などで1死二、三塁とすると、代打・松山の内野ゴロの間に勝ち越した。
しかし、八回に4番手のターリーが佐野に同点アーチを被弾。その裏、先頭・菊池の左前打をきっかけに1死満塁のチャンスをつかんだものの、後続が倒れて勝ち越すことができなかった。





