オープン戦最終戦白星締めの広島・新井監督 WBC離脱後2試合登板の栗林は「もう安心、安心、安心」

 1回、西川の先制打で生還した秋山を迎える新井監督(撮影・田中太一)
 9回、三者連続三振で締めた栗林はナインとタッチを交わす(撮影・田中太一)
 5回、2ランを放ったデビッドソン(右)は先の打席で2ランを放ったマクブルームと喜び合う(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、広島8-3ソフトバンク」(26日、マツダスタジアム)

 広島はオープン戦最終戦を勝利で飾った。先発の玉村が5回無失点の好投で開幕ローテ入りを決め、マクブルーム、デビッドソンのアベック弾など打線が爆発した。

 試合後、新井貴浩監督は次の通りに取材に応えた。

 -先発の玉村は?

 「ナイスピッチングでしたね。ワンチャンスをつかみましたね」

 -打線では助っ人2人に一発。

 「一昨日の試合ぐらいから自分の中では打線全体の見た感じ、各打者がいい見送りや反応をしていたなという風に見えていたんで。それが今日ね、形になって。2人ともナイスバッティングでしたね。他の打者もね、ヒットもたくさん出たけど、しっかりコンタクトした打球も多かったので、内容もよかったんじゃないですか」

 -オープン戦最終戦で初めての打順を試した意図は。

 「今日は本番というか、それを想定してやったんで。これはシーズンに入っても、いつも言っているように固定したいけど、なかなかできないと思うので。だから、シーズンに入っても相手投手の相性とかによって変化が出てくると思うんですよね。打順であったり。それはブルペンも一緒」

 -4番にマクブルームの理由は。

 「左にいい打者が多いので、昨年の実績も経験もあるし、右打者のライアンに据えた方が打順を考えたら一番落ち着くから。そういう感じ」

 -オープン戦16試合を戦って投打での収穫と課題は。

 「投げる方はブルペンが一番競争が激しいところだと言っているので、これは開幕してからもずっと続く。競争が続く中で、その形が決まればいいと。例えば、栗林の前に八回は誰が行くんだというのが見えてきたらいいと思ってます。打撃陣は、ないですね。いつも言ってるように、自分の中ではオープン戦とシーズン中は、別物だと思ってるので。オープンだけではちょっとあんまりわかんないですね」

 -先発陣に関して、玉村は5人目という認識ではいる。残り1人は週明けのウエスタンで判断をされるのか。

 「全体的な6枚ということ。もう決まってる、自分の中ではもう決まっています。今日で決まった。順番はあれだけどね」

 -入れ替えは?

 「開幕は今日のメンバーで行きます」

 -栗林は2試合投げられた。

 「あぁ~もう安心、安心、安心。もう彼の場合は、本当、投げられるか投げられないか、なんで。もううちの絶対的な守護神なんで。まずは投げられるってことがわかったんで、安心してます」

 -就任して半年。思い描いていたプラン通りに開幕を迎えられるか?

 「まあ、そうですね、整ったんじゃないですか。だけど、さっきも言ったように、今からがスタートなんで、まだ何も始まってないんで。そのオープン戦までのプランっていうのは、立ててないんで。まだ何も始まってないし、今からね。始まるんで」

 広島は31日にヤクルトと神宮球場で開幕戦を迎える。

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