カープ末包 打撃フォーム改良で確実性向上 「軸足一本できれいに立つ」
広島・末包昇大外野手(26)が17日、軸足で立つ打撃フォームを会得することに意気込んだ。同日のみやざきフェニックス・リーグ、日本独立リーグ選抜戦は雨天中止となったが、フォーム改良での打率3割とチーム打点王を同リーグでの目標とした。
天福球場の室内練習場では、打撃練習に時間を割いた。目指す形は「しっかり軸足一本できれいに立って(球を)待てる状態」。確実性を上げることを狙い、そうすることで「おのずと長打は増えると思う。しっかり自分の間で振れるように」と、右足を重視したスイングを体に染みこませていく。
今季は開幕戦で猛打賞、5月は球団新人30年ぶりの満塁本塁打も記録したが、31試合の出場にとどまった。バットの安定感も、来季のアピールに欠かせない。
16日の巨人戦は2安打2打点。右腕の赤星から中前へ2点適時打を放った。今リーグの目標は「打率3割以上は保ちたい。打点はチームで一番稼げたら」と鼻息は荒い。来季の外野の定位置争いに食い込むためにも、設けたノルマをクリアする。





