佐々岡監督 41年ぶりカード3戦連続完封に「浩二さんからしろ!と電話をもらった」

 7回、満塁本塁打を放った坂倉(右)を迎える佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 DeNAに快勝し、タッチを交わす広島ナイン
 4回、適時内野安打を放つ玉村(撮影・立川洋一郎)
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 「広島7-0DeNA」(4日、マツダスタジアム)

 広島が2019年4月24日・中日戦~同27日・ヤクルト戦以来となる3試合連続完封。同一カード3戦連続に限れば81年8月14~16日・中日以来、41年ぶりの偉業を達成した。

 先発の玉村が6回無失点。自ら先制適時打を放つと、七回には坂倉の13号満塁本塁打も飛び出しDeNAを圧倒した。

 広島・佐々岡真司監督は「甲子園で3連敗して地元帰って。先発陣が試合をつくるとこういう形になりますし。今日は試合前に(山本)浩二さんから3試合連続完封しろ、と。そういう電話をもらって。プレッシャーはあったんですけど、最後の最後でヒヤヒヤしながら完封リレーできて良かったです」とホッとひと息。

 先発の玉村については「玉村らしい緩急を使ったピッチングをしてくれた。非常に粘りのある。自分で打って先制打になりました。本当に投打の活躍だと思います」と褒めた。

 坂倉については「本当に頼もしい限りです。ここぞというときの満塁本塁打。一番ほしいところの本塁打だった」と値千金の一打をたたえた。

 CS進出となれば戦うことになるとみられるDeNAを相手に3連勝。

 「CSとかそういうよりも、うちは一つも負けられない気持ちで1試合1試合、残り試合を、そういう負けられない気持ちで1試合1試合やるだけです」

 6日からはバンテリンドームに場所を移して中日3連戦を行う。

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