広島、森下が今季10安打目 球団投手の2桁安打は18年大瀬良以来
「広島-ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)
先発した広島・森下暢仁投手(24)が七回に安打を放って、安打数が今季10安打に達した。球団の投手がシーズンで2桁安打を記録するのは2018年・大瀬良大地以来、4年ぶりとなった。
1点リードの七回、先頭で代わったばかりの久保から右前打をマークして好機を演出。続く野間が投ゴロ併殺に倒れて後続が寸断されて得点には至らなかったが、“打者・森下”としての存在感を発揮した。広島の投手がシーズンで2桁安打を記録したのは18年の大瀬良以来で、この年、大瀬良は57打数10安打、打率・175、9打点だった。
森下は本業の投球でも、ヤクルト打線を八回まで5安打無失点に封じる快投を披露。今季9勝目に期待がかかる。