カープ栗林 球宴舞台でリベンジ0封 昨年KOで敗戦投手の悪夢払しょく

 「マイナビオールスターゲーム2022・第2戦、全セ1-2全パ」(27日、坊っちゃんスタジアム)

 広島・栗林良吏投手(25)が夢舞台でリベンジを果たした。1点を追った七回から登板。いきなり牧原大、高部に連打で一、二塁のピンチを迎えるが、松川を149キロで二ゴロ併殺打に仕留め、最後は小深田をカーブで一直に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 「また点を取られるかと思ったんですけど、なんとか牧くんがゲッツーを取ってくれたんで良かったです」

 新人で出場した昨年は第2戦、同点の場面で登板するも先頭・小深田への四球から島内に決勝打を浴び失点。1イニングを投げきることすらできずに、敗戦投手になった。

 「去年の負け投手もありますし、(小林)誠司さんの(サインに)首振って先頭に打たれたんで、そこから誠司さんを信じようと思って。誠司さんのおかげで抑えられました」

 カープ勢は第1戦の森下、この試合の先発・床田がともに失点。トリを務めた栗林が無失点で切り抜け、カープ投手陣の意地を見せつけた。

 前半戦は0勝1敗20セーブ。昨季よりも1カ月早く20セーブに到達し、抜群の安定感を見せた。「ここからチームのためにどんどん腕振って、勝利に貢献できるように頑張っていきたい」。悪夢を払しょくし、後半戦に臨む。

 ◆栗林の21年球宴VTR 3-3の八回に6番手で登板。先頭の小深田に四球を与え、1死から島内に右翼線へ決勝二塁打を浴び敗戦投手に。2/3回を1安打1四球1失点のほろ苦い球宴デビューだった。

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