敗血症の北別府学氏「65回目の誕生日を迎えることができた」徐々に回復、19日ぶり自身でブログ更新
広島OBで野球評論家の北別府学氏が12日、19日ぶりに自身でブログを更新。敗血症を患い入院中だが、「また、一つ山を越えることができたようです」と徐々に回復していることを明かした。
北別府氏は「皆さん、ただいま」のタイトルで更新。「週末、2人の兄が鹿児島から逢いにきてくれました!」と喜びをにじませ、「そして本日、無事に65回目の誕生日を迎えることができたこと 家族、友人達、仕事関係の皆さん、そして応援してくださる皆さんに心より感謝します」と伝えた。
安倍元首相が銃撃を受けて亡くなったことにも触れ、「私は病床で安倍元総理の訃報を知りましたが、偉大な方を失った事の衝撃は辛く重すぎる出来事でした。心よりご冥福をお祈りします。元気になったら暴力では何も解決しないことを訴えていかなければと思う次第です」と記した。
北別府氏は20年1月に成人T細胞白血病を患っていることを公表。造血幹細胞移植を経て、同年7月に退院し、自宅などで療養していた。しかし6月中旬に高熱が出て感染症により入院。6月23日、「頑張らなきゃ」と自身で決意を記したのを最後にブログの更新が止まった。
その後、敗血症を患っていることを同月28日、妻広美さんがブログで公表した。ブログでは会話も大変な状況で「先生のお話では、今回の敗血症の山は大きくかなり体力が落ちて弱っていますとの事でしたが、もう一度必ず家に戻してあげたいと思っている次第です」と記していた。




