3勝目の広島・床田 2点適時打は巨人坂本のバットで「打てそうな気がする」

1回裏広島2死一、二塁、右翼線へ2点適時二塁打を放つ広島・床田寛樹=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
 1回、ウォーカーが打ち上げた飛球を指さす床田(撮影・立川洋一郎)
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 「広島12-3巨人」(3日、マツダスタジアム)

 広島のGキラー床田が巨人戦3試合目でようやく白星をつかんだ。

 初回に6点、二回に3点と大量援護を受けてスイスイと八回途中まで投げ3失点。過去2試合は4月6日が7回無失点、20日は7回1/3で3失点と好投しながら勝ち星には恵まれなかった。

 「あれだけ打ってくれたので点差を気にしないようにしっかり投げようと思っていた。途中交代したのは反省しないといけない」

 前回の4月27日・ヤクルト戦では三回KO。中5日での先発となったが、疲労も感じさせず今季最多の121球を投げ、チームの連敗を止めた。

 「(前回は)球数は投げましたけど、イニングはすぐに降りたので絶対やり返してやろうと思っていました」

 バットでも貢献した。初回2死一、二塁から一塁線を抜く2点適時二塁打。今季11打席目の初安打は貴重な適時打となった。

 「ようやく打てた。坂本さんのバットで打ちました」

 快打を生んだバットは巨人・坂本から譲り受けたもの。前カードで菊池涼を通じてもらったという。

 「あの人のバットってなったら打てそうな気がする。名前で打たせてもらいました」

 投打で活躍し3勝目。6連戦の頭を左腕エースでしっかりつかんだ。

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