広島・栗林 悪夢振り払う延長十二回ドロー三振締め「もう嫌なイメージもない」
「阪神3-3広島」(8日、甲子園球場)
延長十二回、阪神最後の打者・糸井を空振り三振に打ち取って広島・栗林はホッと胸をなで下ろした。2日・中日戦では同じ延長十二回のマウンドで逆転サヨナラ負け。負のイメージを払しょくした。
「投手みんなで戦っていますし、野手の方も守ってくれて、ああいう試合になった。みんなの思いを背負ってマウンドに上がりました。(延長戦に)もう嫌なイメージもない」
肩を作る回数を2回から1回に減らす工夫も凝らし、好投につなげた。
頭部死球の影響でマクブルームが欠場する中、勝ち切れなかったが、負けもしなかった。無失点リレーのリリーフ陣をたたえた佐々岡監督は「この引き分けは勝ちに等しいくらいの気持ち」と評価していた。





