広島OB・安仁屋宗八氏 亡くなった功労者たちに敬意「本当なら、古葉さんが今回の監督」
「カープレジェンドゲーム、チームCarp3-2チームHiroshima 」(21日、マツダスタジアム)
チームHiroshimaの監督を務めたデイリースポーツ評論家・安仁屋宗八氏(77)が、さすがの手腕でファンを喜ばせた。
「本当なら、古葉さんが今回の監督をやらんとね」と、昨年11月に他界した故古葉竹識氏を思いやった。試合前のメンバー発表では、予定になかった「1番、ショート・古葉、4番、サード・衣笠、ピッチャー・長谷川良平」と、亡くなった功労者たちに敬意を表してプレーボール。
試合終盤には「ピッチャー、ワシ」とマウンドに上がり、快速球を投げ込むと、直後の攻撃では無死一塁で「代打、ワシ」。結果は遊ゴロ併殺に終わったが、全力疾走で盛り上げた。スタンドの笑顔に「涙出そうなくらいうれしい。いつ天国行ってもいいです」と安仁屋節で締めくくった。





