広島・ドラ5松本 開幕セットアッパー名乗り コロナ禍外国人投手不在の危機救う!

 広島のドラフト5位・松本竜也投手(22)=ホンダ鈴鹿=が14日、開幕セットアッパーに名乗りを上げた。12日に新型コロナウイルス感染が判明したフランスアとコルニエルは調整遅れが必至で、救援候補の新外国人・ターリーの来日も未定。新人右腕はフォームの再現性を高め、外国人投手不在の危機を救うことを誓った。

 チームの窮地を救う。即戦力として期待される松本が決意を口にした。「開幕から1軍に帯同して、どんどん投げていくことが目標。助っ人外国人の代わりになれるように日々努力していきたい」と1年目から結果を残す意気込みを示した。

 セットアッパー候補のフランスアとコルニエルが、12日にドミニカ共和国での渡航前のPCR検査で陽性が判明し、来日時期が未定となった。また政府の入国制限により新外国人・ターリーの来日時期も決まっておらず、助っ人5選手全員がキャンプに間に合わない可能性がある。調整遅れは必至で、開幕時は戦力として計算できないことも想定しなければならない状況だ。

 そんな非常事態で、松本への期待は高くなる。ホンダ鈴鹿時代は先発から中継ぎまで幅広くこなし、「臨機応変に役割を与えられることが多かった」と場数を踏んできた。140キロ台後半の直球を両サイドに投げ分け、カットボールとのコンビネーションで打ち取る投球が真骨頂だ。

 東邦ガスの補強選手として出場した昨年12月の都市対抗野球は、全て中継ぎで3試合に登板。計8回1/3を無失点と大活躍した。映像をチェックした佐々岡監督も「度胸がある。競った場面でいいものを見せてくれているし、楽しみ」と中継ぎ適性に太鼓判を押していた。新セットアッパーとして、「勝利の方程式」に加わる資質は十分に備わっている。

 現時点での課題も明確だ。プロはアマよりも大幅に試合数が増える。疲労が蓄積すると、左足が上がりにくくなると自己分析しており、苦しい時期も投球を崩さないために“不変フォーム”の習得を宣言。「どれだけ再現性を高められるか、社会人時代より高い意識で考えないといけない。1年間の試合数も変わってくるので」。7、8割の力で100%の球を投げることにも取り組んでいく。

 大野練習場での新人合同自主トレでは、キャッチボールで力強い球を投げ、仕上がりの順調さを示した。「質のいい練習ができている」。キャンプインまで約2週間。中継ぎ陣の“救世主”を目指し、着実に歩みを進める。

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