広島・森浦 飛躍の2年目へ!内角攻めで苦手左打者封じる 防御率2点台じゃ
広島の森浦大輔投手(23)が23日、来季は内角攻めをテーマに掲げ、左打者への苦手意識を克服することを誓った。ルーキーイヤーの今季はチーム最多の54試合に登板。3勝3敗、17ホールド、防御率3・17の成績を残した左腕が課題に取り組み、防御率2点台を目指す。
2年目の飛躍に向け、黙々と鍛錬を積んでいる。森浦が来季は内角攻めをテーマに掲げ、左封じを口にした。「左打者は苦手。来年は克服できるように。インコースにしっかりと投げられるようにしたい」と意気込んだ。
今季は1年間1軍に帯同し、中継ぎとしてフル回転した。チーム最多の54試合に登板。球団の新人では54試合に登板した1998年の小林幹英(現2軍投手コーチ)以来、23年ぶりの50試合以上登板を達成。また、17ホールドを挙げ、2007年に上野弘文がマークした球団新人の最多ホールド記録「7」を大幅に更新した。3勝3敗、防御率3・17の成績を残し、「たくさん投げさせてもらった」と手応えをつかんだ。
一方、課題も露呈した。右打者の被打率が・158に対し、左打者は・304と苦戦。今季の対戦成績で5打数2安打の巨人・丸や4打数2安打の阪神・糸原ら左打者に対し、外角への変化球でかわす投球になったことが被打率の高さの要因になったと話す。
内角を厳しく攻められれば、投球の幅も広がる。「しっかりと投げ切って、防御率2点台を目指したい。いい成績を残せれば」と闘志を燃やした左腕が充実のオフを過ごし、レベルアップを図る。





