広島 新人王の栗林はライバルに感謝「切磋琢磨でき、この成績を残すことができた」

 「NPBアワーズ2021」(15日、都内)

 広島の栗林良吏投手がセ・リーグの新人王に輝いた。受賞式での一問一答は下記の通り。

 (冒頭)

 「本日はこのような素晴らしい賞をいただくことができて、本当にうれしく思います。ありがとうございます。ビデオメッセージをくださった、トヨタ自動車監督の藤原さん、お忙しい中、メッセージをいただき、本当にありがとうございました。

 今年1年は野球を通して子どもたちに勇気と元気、野球の楽しさを伝えることができたと思うので、来シーズンもこの気持ちは変えずに、1人でも多くの子どもたちが野球を始めたいと思うよう、頑張っていきたいと思います」

 (ファンからの質問「今季一番しんどかったときはいつか。それをどうやって乗り越えたか」)

 「一番しんどかった頃は、後半戦のチームが連勝すればクライマックス・シリーズに手が届くというところ。あの時期はチームとしても負けられなかったし、個人としてのプレッシャーもすごかった。シーズン終盤のチームの調子が良い時期はすごくしんどかった。でも、周りが頑張っていたのと、僕の同期の森浦が後半戦調子を上げて来ていたので、それに負けないようにと思った。同期の支えがあって頑張れました」

 -新人王争いはし烈だった。どんな思いだったか。

 「最終的には最優秀新人賞を取りたいと思って1年間、プレーしていた。前半戦の佐藤君(阪神)の活躍だったり、後半戦の牧君(DeNA)の活躍、そして1年間一緒に戦ってきた奥川君(ヤクルト)や中野(阪神)、伊藤将選手(阪神)のようにたくさんの良いライバルに恵まれて切磋琢磨(せっさたくま)でき、この成績を残すことができた。来季は新人という枠はなくなり戦う舞台は違うと思うので、負けないようにというのはありますし、他の選手にも負けないように、1年でも長くプロ野球選手でいたいと思います」

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