広島が秋季練習を打ち上げ 佐々岡監督「レベルアップしているなと感じた」

秋季練習を打ち上げ、野間(左手前)の音頭で手締めする佐々岡監督(中央)ら広島ナイン(撮影・山口登)
秋季練習を打ち上げ、佐々岡監督(右)は選手に声を掛ける(撮影・山口登)
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 広島は21日、8日からマツダスタジアムで行ってきた秋季練習を打ち上げた。若手中心のメンバーながら、投手では森下、栗林が第2クールから参加。野手も西川、坂倉、小園らが精力的に自身の課題と向き合った。最終日のこの日は約2時間、投手陣はキャッチボールなど、野手陣は打撃練習で汗を流した。

 佐々岡監督は「なかなか見られなかったファームの選手や若い選手も見られました。日々鍛えれば、本当にみんな強くなっているし、レベルアップしているなと感じた2週間でした」と総括した。

 期間中には計4試合の紅白戦も実施し、中崎や一岡ら中堅組がアピール。野手では育成ながら、持丸や二俣もバットで存在感を見せた。「実績組もまた来季、戦力になってほしい気持ちもある。まだまだ、競争は春から続くと思います」と指揮官は、し烈な競争がチーム力の底上げにつながることを期待した。チームは今季4位で3年連続Bクラス。来季は4年ぶりのV奪還を目指す。

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