広島・堂林 1軍再昇格で反撃の口火打「はい上がってやろうと思って取り組んだ」
「広島5-9ヤクルト」(2日、マツダスタジアム)
この日1軍再昇格した広島・堂林翔太内野手(30)が、反撃の起点となった。
7点を追う八回先頭で、代打で登場。高梨から中前にはじき返して、その後4点を奪う攻撃の口火を切った。九回は先頭でスアレスの前に遊ゴロに凡退したが「(八回の安打は)良かったですし、2打席目も悪くない内容でした。次につながる打席だったかなと思います」とプラスに捉えた。
開幕スタメンに名を連ねたが、前半戦は打率・184、4打点で本塁打はなし。「始動も遅く、慌てて自分のスイングもできずに終わった打席が多かった」と不振にあえいだ要因を分析。9月9日の2軍降格後は、早くタイミングを取ることに意識を置いた。「下(2軍)に落ちて『はい上がってやろう』と思って取り組んできました」と振り返りつつ「やれることを、やるしかないと思う」と残り試合に視線を向けた。




