広島・佐々岡監督 6戦連発の鈴木誠に「相手からしたら投げるところがない」

4回、左翼スタンドへ2ランを放つ鈴木誠(撮影・立川洋一郎)
1回、先制2ランを放った西川(63)を出迎える佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 4回、この日2本目の本塁打を放ち、ナインに迎えられる鈴木誠
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 「広島12-5中日」(9日、マツダスタジアム)

 広島は鈴木誠の6試合連続弾&1試合2本塁打を放つなど打線が爆発して快勝。このカード2勝1敗とした。

 初回は西川の2ラン、鈴木誠のソロの2者連続本塁打で3点を先制。同点に追いつかれた直後の四回2死一塁からは鈴木誠が勝ち越し2ラン。その後は小刻みに加点して大勝した。

 6試合連続本塁打は2005年の新井貴浩以来となる球団最長タイ。プロ野球記録は1972年の王貞治(巨人)と1986年のランディ・バース(阪神)の7試合連続となっている。

 佐々岡監督は頼りになる主砲を称賛した。以下は一問一答。

 -打線は15安打12点を奪った。

 「先制攻撃ができた。誠也の一発を含め3点入ったのが大きかった」

 -鈴木誠は6試合連続本塁打。

 「6試合ですか。すごい打撃というか。練習のときからずっと見ていても、本当にすごいんですよ。ビックリするくらい打球を飛ばしていますから。それが試合でね。きょうの逆方向への一発。相手投手からしたら、投げるところがないんじゃないかと思うくらい、絶好調ぶりを見せてくれている。本当にすごいです」

 一方、投手陣は自身初の2桁勝利を目指した先発・九里は4回1/3を5失点(自責点4)で降板。だが、後を受けた中継ぎ陣が健闘した。五回、1点差とされて2番手で登板した塹江は1死一塁で堂上を併殺打に仕留め、“1球勝利投手”となった。

 佐々岡監督は継投策について以下のように言及した。

 -九里は10勝目を手にできなかった。

 「初回からピリッとしない。決め球なり、ボール先行なり、窮屈な投球をしていた。きょうはあそこで限界というか。10勝目がかかっている試合で、それはこっちが厳しくというか、九里の10勝よりチームの勝ちをとりました」

 -あとを受けた塹江が良い投球をした。

 「あそこで最高の形のゲッツー。そのあとの投手もね。矢崎はファームから推薦があって上げた。きっちり3人で抑えたというのは、自信にしてほしい」

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