菊池涼 球宴MVPは岡本和の盗塁のおかげ?直後2ラン「不意の盗塁」で「気が楽に」

6回、勝ち越し2ランを放った菊池涼を迎える岡本和(撮影・飯室逸平)
6回セ2死二塁、逆転2ランを放ち驚いた表情で一塁へ走る広島・菊池涼介=メットライフドーム(撮影・高石航平)
MVPの広島・菊池涼介(手前)と敢闘賞の(左から)西武・山川穂高、オリックス・山本由伸、阪神・近本光司(C)NPB/BBM2021)
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 「マイナビオールスターゲーム2021・第1戦、全パ4-5全セ」(16日、メットライフドーム)

 広島の菊池涼介内野手(31)が一時逆転となる2ランを含む4安打2打点の活躍でMVPを初受賞した。「申し訳ないというか、まさかというか。西武ドームという思い出深いところで取れたのはうれしい」と喜んだ。

 2-3の六回2死二塁。日本ハム・上沢の142キロを強振。快音を響かせた打球は左翼席へ吸い込まれた。「和真(岡本)がいきなり不意の盗塁を見せてくれたので、気が楽になっていい反応ができたのかな」と直前に二盗を決めた岡本和のプレーが球宴7度目の出場での初本塁打に結びついたと話した。

 東京五輪代表での活躍も期待される守備の名手。賞金300万円の使い道については「熟考したいです」と表情を緩めた。

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