広島2連敗 攻守に痛いミス 森下は七回途中4安打3失点の好投 借金は今季最多の7

 8回、島内(右)に勝ち越しソロを浴びる塹江(撮影・立川洋一郎)
 8回、辰己がバントした打球を握り損ね、ピンチを広げてしまう坂倉(撮影・立川洋一郎)
 7回表、楽天の攻撃が終わりベンチ裏に引き揚げる森下(撮影・立川洋一郎)
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 「楽天3-7広島」(5日、マツダスタジアム)

 広島は中継ぎ陣が打ち込まれるなどして2連敗を喫した。借金は今季最多となる7にまで膨らんだ。

 3-1の七回だ。先発した森下が辰巳、太田へ連続四球を与えるなどして1死二、三塁となった場面で降板。代わった森浦が二ゴロの間に1点を失うと、さらに2死三塁で鈴木大に同点の右前適時打を許した。

 3-3で迎えた八回は塹江が誤算。先頭・島内に勝ち越しの右越えソロを浴びると、さらに連打と坂倉の失策で満塁とされ、2連続スクイズにこの回二つ目の失策も絡んで計4点を失った。

 新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者と判定され、5月12日のヤクルト戦以来の先発となった森下は、6回1/3、100球を投げ4安打3失点だった。

 打線は田中将から若鯉が一発攻勢。二回は宇草がプロ初本塁打を放ち、六回は林が右越えソロを放った。

 ただ、七回の好機を生かせなかった。安楽の四死球などで1死二、三塁となった場面で、林が空振り三振。さらに飛び出していた三走・小園が戻りきれず、捕手・太田からの送球でタッチアウト。併殺となり得点機を逃した。

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