若ゴイの林、中村奨がともに2安打 石原慶幸氏「迷いなく自分のスイングができている」
「広島3-7日本ハム」(1日、マツダスタジアム)
広島は先発・大瀬良が2本塁打を浴びるなど4回6失点でKOされた。野手ではコロナ禍でチャンスを得た若鯉が奮闘。デイリースポーツ評論家の石原慶幸氏(41)は2安打の林と中村奨に「やってきた練習を信じて、迷いなく自分のスイングできている」と話した。
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大瀬良はフォームの力感だったり、リリース時の力の入れ具合などメリハリの部分で本来の姿ではなかった。それが2週間、登板間隔が空いたことによる実戦感覚の部分からくるものであればいいが、体調面など他の要因からきているものであれば心配だ。
野手ではコロナ禍でチャンスを得た選手がアピールした。2本の二塁打を放った野間は、いずれも直球をセンター方向へしっかりと打ち返した。今季は故障もあって2軍での調整が続いたが、十分に1軍でやれる力を持った選手。足もあるだけに機動力野球を掲げるチームにとって彼が戻ってくれば大きい。
林と中村奨もともに2安打を放った。若者らしく積極的にバットを振っている。これまでやってきた練習を信じて、迷いなく自分のスイングができている。この積極性を忘れることなく、思わぬ形でめぐってきた1軍のチャンスをつかみ取ってほしい。




