広島対西武は2戦延期 3戦目は開催向け準備 臨時代表者会議で決定

セ・パ交流戦対西武戦の試合延期を知らせる張り紙をする関係者(撮影・立川洋一郎)
セ・パ交流戦対西武戦の試合延期が決まったマツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
払戻窓口で手続きをするファン(撮影・立川洋一郎)
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 広島は25日、マツダスタジアムで開催予定だった「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦のうち、25、26日の2試合の延期を発表した。

 前日24日に1、2軍の首脳陣、選手、スタッフ134人が新型コロナウイルスの有無を調べるPCR検査を受け、全員が陰性判定を受けていた。

 その日の検査結果をふまえた保健所の判断を受け、きょう午前、臨時の12球団代表者会議を実施。管轄保健所と調査を進めていく中で、陽性者との接触状況から今後も新型コロナウイルス感染の可能性を否定できないとの見解を、臨時実行委員会で報告した。なお、27日からは試合ができるように準備を進めていくという。

 球団は「この度は、ライオンズ球団はじめ、関係者の皆様、カープファンの皆様には多大なるご心配とご迷惑をお掛けしておりますこと、深くお詫び申し上げます」とした。

 17日に菊池涼ら3選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、チーム内陽性者は12人。22日には、森下と高橋昂が管轄の保健所から陽性者の濃厚接触者と判定された。

 また、この日からのウエスタン・オリックス3連戦(由宇)は、チーム編成が困難なため中止となっている。

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