広島・野村の今季初勝利へ 打線も奮起、六回に5得点 権利持ち救援陣に託す

4回、犠打を決めて迎えられる広島・野村=東京ドーム(撮影・堀内翔)
5回、巨人・大城(手前)に2ランを浴びた広島・野村=東京ドーム(撮影・堀内翔)
巨人打線を相手に力投する広島・野村祐輔=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
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 「巨人-広島」(25日、東京ドーム)

 先発した広島の野村祐輔投手は5回5安打2失点で勝ち投手の権利を持って降板した。

 四回まで変化球を効果的に用い、内外角をうまく突く制球力のあるピッチングで無失点に抑えた。

 五回は先頭の梶谷に中前打で出塁を許すと1死二塁から大城にバックスクリーンへ2ランを浴びたが、なお、2死三塁から若林を一ゴロに打ち取り、追加点は許さなかった。

 前回登板した11日の巨人戦は四回途中8安打5失点と崩れたが、しっかりと修正。丁寧な投球で試合を作った。

 野村は六回に打順がまわってきたところで代打が送られた。広島打線は、この回の攻撃で打者9人の猛攻で一挙に5得点を奪い、リードを広げた。

 1死から野村の代打・安部、菊池涼の連打で一、三塁とすると羽月の左前適時打でまず1点。満塁から西川が代わった高木から中前適時打を放った。「今まで得点圏で打てていなかった分をまだまだ取り返していきます。引き続き頑張ります」。これで西川は初回、五回に続く3本目のタイムリーをマーク。この試合3打点目となった。

 なお、満塁から続く長野にも左前適時打が生まれ、さらに暴投と磯村の右犠飛で2点を追加した。

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