広島・大瀬良「本当に良かった」開幕へ万全 6回2安打無失点6三振
「オープン戦、ソフトバンク2-1広島」(19日、ペイペイドーム)
開幕投手を務める広島・大瀬良大地投手(29)が今年最長の6回を投げて、2安打無失点。6奪三振と文句なしの内容で開幕前の最終登板を終えた。「全体的にとても良い球を投げられた。結果も付いてきて良かったと思う」と納得顔だ。
最速149キロの直球を主体に相手をねじ伏せ、強力ソフトバンク打線をねじ伏せた。四回1死でグラシアルを直球で一飛。続く栗原は捕邪飛、最後は上林は左飛に全て直球で仕留めた。「ソフトバンクは素晴らしい打線ですし、どこから一発が出てもおかしくない。力で勝負するところは力で、コースで勝負するところはコースで勝負しにいった」。
球速も145キロ台後半を常時計測し「打者の反応も良かったし、スピードも出るにこしたことはない。本当に良かったと思います」と右腕。佐々岡監督も「真っすぐが本当に力がある。しっかりと調整してきてくれた」と賛辞を贈った。今年の実戦では計18イニング連続で無失点。圧巻の投球で準備を整えたエースが26日、マツダスタジアムでの中日戦に臨む。





