広島・佐々岡監督「あと1本」 誠也不在大きく2試合連続完封負け

 「オープン戦、西武1-0広島」(16日、メットライフドーム)

 広島のスコアボードに9つ「0」が並んだ。7安打を放ち5度、得点圏に走者を進めた。それでも決定打を欠いた。14日・日本ハム戦から18イニング連続で無得点。2試合連続の完封負けを喫した。

 鈴木誠がコンディション不良のため2試合連続で欠場。打線はまたつながりを欠いた。初回1死一、二塁は4番・長野が三ゴロ併殺。八回1死満塁からは長野が空振り三振に倒れ、正随は遊飛に終わった。連打で1死一、二塁とした九回も、大盛、羽月が凡退した。

 オープン戦とはいえ、歯がゆい結果。佐々岡監督は「あと1本。一昨日もそう。チャンスはつくるけど、あと1本」。淡々と試合を振り返った。

 17日・ヤクルト戦(神宮)までは、さまざまな中軸の組み合わせをテストする。つながりを重視し、得点力アップを目指すのが狙いだ。この日は3番・西川、4番・長野、5番・松山を起用。いずれも無安打ながら、首脳陣の主力組への信頼は不変だ。河田ヘッドコーチは「ベテランやレギュラーについては何にも心配していない」と言い切った。

 一方で若鯉には奮起を求めた。19日・ソフトバンク戦(ペイペイドーム)からは開幕メンバーで戦う見込み。同コーチは「あした(17日)の試合までは、若い子がどれだけ1打席で何かをものにするか」。“起爆剤”の出現を期待した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス