広島佐々岡監督がキャンプ総括 新人3投手を「刺激を与えてくれている」と高評価

手締めの後、広島・田中広輔をねぎらう広島・佐々岡真司監督(右)=コザしんきんスタジアム(撮影・北村雅宏)
キャンプを総括する広島・佐々岡真司監督=コザしんきんスタジアム(撮影・北村雅宏)
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 「広島春季キャンプ」(1日、沖縄)

 広島・佐々岡真司監督(53)が打ち上げを迎えたキャンプを総括し、若手の成長に手応えをにじませた。

 競争をテーマに掲げた1カ月。「底上げを課題とした中で、若い選手はいいアピールをしてくれた」とアピール合戦を振り返った。

 特に目立ったのはルーキー。ドラフト1位・栗林、同2位・森浦、同3位・大道が、いずれも対外試合に3試合登板して無失点と、結果を残した。3投手ともリリーフ起用する方針を固めており「去年の反省としてリリーフの強化があった。刺激を与えてくれている」と目尻を下げた。

 野手ではドラフト6位・矢野(亜大)や、初の開幕1軍を狙う羽月、正随なども実戦で躍動。「なかなか点数は付けられないですが、若い野手、投手が出てきた。3月26日に100点満点で開幕を迎えられたらな、と思います」と指揮官。チームに吹く新たな風を感じながら、開幕への準備を進めていく。

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