広島・大瀬良、3回2安打無失点 開幕投手へ好発進

 「練習試合、日本ハム-広島」(28日、タピックスタジアム名護)

 先発した広島・大瀬良大地投手(29)は3回2安打、3奪三振で無失点の好投で降板した。

 20日に1軍合流し、この日は対外試合初登板。初回、先頭の浅間を初球で中飛に仕留め、2番・近藤を左飛。3番・西川を二ゴロに料理し、危なげなく三者凡退に片付けた。

 二回は2死から連打を許すも、8番・宇佐見を遊ゴロ。ストライク先行でテンポ良く腕を振り、力強い直球にスライダー、カットボールなどを際どいコースに投げ込むなど、貫禄の投球を披露した。

 圧巻だったのは、三回。先頭の平沼、続く浅間を外角いっぱいへのカットボールで見逃し三振。近藤に四球を与えたが、3番・西川にはフルカウントから外角カットボールでバットの空を切らせた。開幕投手候補の最右翼が、上々の内容で好発進を決めた。

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