広島・佐々岡監督が若手の奮起を期待「ワンチャンスをいかにものにできるか」一問一答
「練習試合、ヤクルト9-6広島」(20日、ANA BALL PARK浦添)
広島は今年3試合目の練習試合に臨んだ。先発・九里は3回1安打2失点(自責点1)。薮田、遠藤、コルニエル、島内も失点した。打線は田中広、菊池涼の1、2番コンビで対外試合は20イニング目で初得点。途中出場した野間は“チーム1号”となる左越えソロを放った。試合後の佐々岡監督の一問一答は、以下の通り。
-今日から野手の主力が出場した。
「主力は今からどんどん打席数を増やしていってもらう。調整は任せている。しっかりやってくれている」
-田中広、菊池涼がが早速結果を出していた。
「そこがつながって中軸に回るというのがね。広輔も元気ですし、これからはどんどん打席を増やしていく」
-野間も2安打した。
「打撃が課題で、今日みたいなしっかりした打撃をしてくれれば、チャンスがある。やっぱり守備、走塁はチームでも一番できている。やはり打撃。今日は良いアピールだった」
-主力が試合に出ることで若手のチャンスは減ってくる。
「ワンチャンスをいかにものにできるかというところ。今日も少ないチャンスで羽月にしても矢野にしてもいいアピールをしていると思う。今後もどんどんアピールしてほしい」
-先発の九里は失策絡みから失点。
「そうですね。ホームランもちょっと高めに入ったのかな。薮田にしても、カウントを悪くしての真っ直ぐ。ストライクを取りにいったところを狙われた。遠藤がちょっと残念な投球だった。同じことの繰り返しにならないようにというところで、入りが悪い。球が抜けるのがずっと課題。今日もこういう形だったので残念だった」
-リリーフ2人も失点した。
「コルニエルも前回の失敗をまた同じように…。ランナーを出してからの投球は、まだまだ経験がない分、どんどん投げさせていって、どこまでできるかというのを見極めないといけない。ボール自体、やっぱり真っ直ぐの速さというのは武器なのでね。どんどん経験させていきたい」