広島・林 ケムナ撃ち! 安打性4本&柵越えも「今年はいい形で入れたのかな」

 「広島春季キャンプ」(4日、沖縄)

 快音を響かせた打球は美しい放物線を描きスタンドに着弾した。広島・林晃汰内野手(20)がフリー打撃でケムナと対戦。10スイング目の直球を右翼席に運んだ。「良かったです。真っすぐを捉えられるようになってきたのはいいことだと思う」と目尻を下げた。

 25スイング中、安打性は柵越えを含め4本。平凡なフライもあったが、柵越え以外でもフェンスギリギリまで運ぶなど飛距離は十分だった。「昨年のキャンプはいろいろと打撃フォームを変えたり、悩んでいたけど、今年はいい形で入れたのかなと思う」と充実感をにじませた。

 プロ2年目の昨季は1軍で初出場し、初安打も記録した。左の長距離砲として将来を期待される若武者。開幕1軍を目指して鍛錬を続ける。

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