広島・ドラ1栗林が変化球を解禁 女房役の会沢とは青空会談
「広島春季キャンプ」(4日、沖縄)
広島のドラフト1位・栗林良吏投手(トヨタ自動車)が、2度目のブルペンで変化球を解禁した。会沢を相手に44球中、カーブを10球、カットボールを7球投げた。
「1度目のブルペンは真っすぐしか投げていないので、変化球も投げられたら良いかなという感じだった。カーブは結構いい感じだったので、良かったかなと思います」
投球後は青空の下で正捕手と5分間、話し込む場面があった。技術面の助言に加え、説かれたのはマウンドでの立ち振る舞い。「今は新人で、あまり周りが見えなくておどおどする部分があると思うけど、マウンドに立った時、自分がおどおどしていたら周りに影響するから、しっかり堂々と自信を持って投げて来てくれたらいいからと言ってもらいました」と振り返った。
この日で第1クールが終わった。「充実した4日間だったというのが一番の感想。けがなく順調に自分のペースでできたのは良かった。ファンの方やまだ来られていない方がたくさんいるので、そういう方が来てくれた時に、違った緊張感が出てくると思う。そういう意味では、このキャンプは自分のことに集中して、広島に帰れたらいいかなと思う」と話した。



