広島、7連勝でストップ 4安打完封負け 石原慶の引退試合飾れず

 「広島0-2阪神」(7日、マツダスタジアム)

 広島の引き分けを挟んでの連勝が7で止まった。

 打線が阪神先発・秋山の前に七回まで2安打無失点と沈黙。八回は無死から長野が中前打で出塁したが、石原慶がワンポイントで登板した能見の前に右飛に倒れた。続く松山は3番手・エドワーズのに併殺に打ち取られた。

 先発の中村祐は6回89球投げ、6安打2失点。四回、1死から陽川に四球を与えると木浪に右中間への先制二塁打を浴びた。六回は大山に左越え28号ソロを浴びた。六回の打席で代打を送られて交代となった。

 毎回安打を浴びながら要所は締め、5試合連続でクオリティスタート(QS=先発投手が6回以上を投げて自責点3以下)を達成したが、味方の援護がなかった。

 引退試合を迎えた石原慶は八回の守備から登場。八回無死一塁で打席を迎え、阪神は同級生の能見がワンポイントで登板。全球直球勝負の前に右飛に倒れた。一瞬悔しそうな表情を見せたあとで、スタンドと阪神ベンチに一礼したあと、笑顔でベンチに戻り仲間に迎えられた。

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