広島・堂林がプロ初3番で4安打、鈴木誠とのコンビ「並べると思っていなかった」

6回、この日4安打目となる左前打を放つ堂林(撮影・立川洋一郎)
 1回、右中間へ二塁打を放つ堂林(撮影・立川洋一郎)
 3回、右中間フェンス直撃の二塁打を放つ堂林(撮影・立川洋一郎)
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 「広島9-2ヤクルト」(17日、マツダスタジアム)

 広島の堂林翔太内野手(28)がプロ入り初の3番に入り、4安打で連敗ストップの立役者となった。

 1死一塁となった初回は右中間に打球を運び、エンタイトル二塁打で好機を拡大。続く鈴木誠の先制適時打をアシストした。三回と四回にも二塁打を放ち、絶好調ぶりを披露。六回は左前打と、今季3度目の4安打で打率は・446まで上昇した。「とにかく、連敗を止めたかった。それだけを考えて試合に臨みました」。9年ぶりに本拠地の巨人戦で3タテされた悔しさを、バットにぶつけた。

 3番については「(後ろに)誠也と松山さんが居るので」と、つなぐ意識で打席に入った。鈴木誠とは今年1月、自主トレをともにして打撃の助言をもらった間柄。打順が並んだことに「今年に入る前は、並べると思っていなかった」と実感を込めた。上位進出へ、新たな中軸コンビが起爆剤になりそうだ。

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