広島 痛恨の逆転サヨナラ負けで開幕3連勝ならず…ドラ1森下の初勝利もお預け
「DeNA2-1広島」(21日、横浜スタジアム)
広島は逆転サヨナラ負け。開幕3連勝を逃した。ドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=のプロ初勝利は次回登板に持ち越しとなった。
プロ初登板初先発となった森下は初回、先頭の梶谷に152キロ直球をはじき返され左前打。いきなり走者を背負ったが2番・乙坂は三直。捉えられた打球だったがハードラックとなり、一走・梶谷も戻れず一気に2死を奪った。3番・ソトには低めチェンジアップを振らせて立ち上がりを無失点で切り抜けた。
危なげないマウンドさばきで六回、七回はいずれも三者凡退。相手打線を寄せ付けなかった。先輩にバトンを託した。しかし1点リードの九回、抑えのスコットが先頭のソトから3連打で無死満塁と一打サヨナラのピンチを招いた。ここで6番・宮崎に右中間への適時打を浴び、まさかのサヨナラ負け。
ルーキーは節目の白星を挙げられなかったが、十分に胸を張れる投球で、次戦に期待が膨らむ。佐々岡監督は球団史上初となる新人監督開幕3連勝はならず。接戦を落としたものの、チームは2勝1敗で開幕カードを終えた。