カープ広輔「願いを込めてやりたい」 時差分離練習を実施「少しでも恩返しを」

 広島は8日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、時差分離練習を実施した。選手会長・田中広輔内野手(30)は、改めて先行きが不透明な社会情勢を案じ、コロナ禍をファンと一緒に乗り越えていくことを呼び掛けた。また、プロ野球選手会が行う寄付活動への理解と協力を求めた。

 一日も早く終息してほしい-。黙々とバットを振る田中広の瞳には強い意志が宿っていた。この日から始まった時差分離練習。午前組の打撃練習で快音を響かせた田中広は「やっぱり難しい部分はあるが、その中でやらなきゃいけない。しっかりとうまく時間を使いながら、考えながらやりたい」と初の取り組みに戸惑いを覚えながらも前を向いた。

 9時半から午前組がマツダスタジアムに姿を見せると、野手はノックやキャッチボール、打撃練習などを行い、投手はランニングなどで汗を流した。午前組が帰宅すると午後組が13時半から始動。それぞれ約2時間、同じような練習を行った。投手を球場に、野手を室内練習場に分けるなど細心の注意を払いながら、感染防止に努めた。

 7日には安倍首相が東京、大阪など7都府県に緊急事態宣言を発令。広島は対象地区ではないが、日を追うごとに県内の感染者数は増加しており、予断を許さない状態が続く。

 そんな苦しい状況を打破しようと、プロ野球選手会が一体となり新型コロナウイルス感染拡大防止への活動資金を寄付する活動を行うことを決めた。

 カープの選手会長を務める背番号2は「ファンのみなさんに僕らは応援されて、助けてもらいながらやっている。こういうときに少しでも恩返しできるように」と言葉を紡いだ。ファンあってのプロ野球。「一刻も早く今の事態が収まるように。そういう願いを込めてやりたい」と表情を引き締める。

 一方で、プロとして来る開幕日に向けて調整は続く。意識的に取り組むのは下半身強化だ。昨夏に右膝の手術を受けており、「いくらトレーニングしても、シーズンの強度には勝てない。いきなり入って体がパンクするのもあれなので。できるときに走るとか、トレーニングをしておきたい」と故障防止のために体を鍛え上げていく方針だ。

 必ずプロ野球が開幕する日を信じて-。支えてくれるファンと共に闘いながら、歩みを進めていく。

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