広島・正随&高橋大がアーチ合戦 若鯉右の代打争いし烈

2回、正随は2ランを放ちゴリラポーズで生還する(撮影・山口登)
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 「広島紅白戦、白組5-2紅組」(10日、天福球場)

 今キャンプ2度目の紅白戦が行われ、正随優弥外野手と高橋大樹外野手が本塁打を放った。右の代打争いはし烈だ。

 最初にみせたのは正随だ。二回表の1死一塁で右越え2ランをたたき込んだ。「素直に振り下ろしたことで、バットがボールの下に入った」。今春は引っ張るだけではなく、右方向へ長打を放つ練習に汗を流してきた。結果を示してみせた。

 高橋大も負けじとアピール。直後の2回裏に左越え2ランで存在を印象付けた。「2日くらい体の開きが早かったので修正しました」と白い歯をこぼした。

 若鯉のアピール合戦に佐々岡監督は、うれしさいっぱいだ。13日からは対外試合が本格化する沖縄2次キャンプが始まる。指揮官は「2人の競争が楽しみ」と期待を寄せた。

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