広島ドラ5・石原貴 獲るぞ!沖縄切符 日南キャンプ捕手5人サバイバル生き残る

 春季キャンプ1軍スタートが決定した広島ドラフト5位の石原貴規捕手(21)=天理大=が21日、キャンプ1軍フル帯同を誓った。1軍キャンプは異例の捕手5人体制。ルーキーが持ち味のスローイングに加え、投手ともコミュニケーションを図って“沖縄切符”を勝ち取る。

 前日届いたうれしい知らせに喜ぶことなく、表情を引き締めた。1軍スタートが決定した石原貴は「まずは、キャンプ中は1軍に帯同させてもらえるように、1日目からアピールしたい」と意気込みを語った。

 会沢を中心に激化する正捕手争い。2月13日からの沖縄キャンプでは、1軍実績のある磯村が合流する可能性が高く、1軍初始動となる中村奨の存在もある。捕手サバイバルは激しさを増す。

 キャンプでは「なるべく受けるようにしたい」と多くの投手の球を受け、円滑なコミュニケーションを図る。「まずは守備的なところをアピールしていきたい」と意気込んだ。

 武器は正確なスローイング。俊敏な動きからの送球は首脳陣から評価されており、捕手にとって大切な要素でもある。「足りないところはある」と受け止めながら「まだまだ自分の中で伸ばせるところ」と成長の余地を口にする。

 まだ手元に届いていないが、現在のミットより約5ミリ小さいミットを発注しており、キャンプに持参する予定。小さなミットは捕球から送球動作への素早い移行が可能となり、ライバルとの差別化を図っていく。

 この日は大野練習場での合同自主トレに参加して汗を流した。持ち味を発揮して“沖縄切符”を勝ち取る。

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