1軍秋季キャンプに中神拓都が追加で参加「次につながる打撃をしたい」
広島の中神拓都内野手が9日から急きょ、1軍の秋季キャンプに参加することが8日、わかった。曽根など離脱者が出ため。この日は、残留組のメンバーとして大野練習場でノックや打撃練習で汗を流した。
1年目の新人では、故障の島内を除いて唯一、日南での秋季キャンプメンバーには選ばれておらず「正直、悔しい思いはあった」という。それでも残留メンバーが少数だったことで、森笠2軍打撃コーチから打撃指導を受ける時間は豊富。課題としている下半身を使ったスイングは、徹底的に振り込むことで少しずつ改善してきた。
「残ったことでみっちりと教えてもらった。常に下半身を意識してバットを振り、ティー打撃だけでもしんどくなるくらい振った」
秋季キャンプは20日の打ち上げまで、残り5試合の紅白戦が予定されている。取り組みの成果をアピールする場所になる。「自分の中ではちょっとずつ良い感じになっている。結果もそうだけど、凡打をしても次につながる打撃をしたい」と力を込めて、大野寮を後にして日南へ向かった。