広島、大船渡・佐々木の面談行く!スカウト派遣し、育成方針や施設面をアピール

 広島は今秋のドラフト会議で注目が集まる大船渡・佐々木朗希投手(3年)について、プロ志望届を提出して面談を希望した場合、参加する方針であることが28日、わかった。球団の育成方針や施設などをアピールする一方で、血マメができやすいと言われている右手もチェックする構えだ。

 今秋ドラフトで最大の注目選手である佐々木は、近日中にプロ志望届を提出。10月2日に記者会見を開き、プロ挑戦の意向を語る見込みだ。その後は、各球団との面談を希望している。広島の球団幹部は「面談に行く」ときっぱり。北海道・東北担当の近藤スカウトらを派遣する方針だ。

 ドラフト前の面談は17年の早実・清宮(日本ハム)の時には不参加だったが、昨年の金足農・吉田(日本ハム)は参加。2年連続での参加となる今回は、チーム状況や育成方針、施設面などを説明していく。

 28日のスカウト会議で資料映像をチェックした。技術面は映像で確認できるものの、体の状態は直接会うことでさらに深く知ることができる。8月末からのU18W杯で、佐々木は右手中指の血マメの影響で1試合1イニングしか登板できなかったが、その患部の状態も確認する予定だ。

 最速は163キロを誇る。球団幹部は「ゆったりしたフォームで、低めに150キロの球を投げる投手はいない。カーブも良い」と高く評価した。星稜・奥川恭伸投手(18)、明大・森下暢仁投手(22)、JFE西日本・河野竜生投手(21)と共に1位候補の一人。運命の日に向けて準備をしていく。

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