エルド引退 カープ助っ人最長在籍7年 9・15マツダでセレモニー
広島は4日、昨季まで在籍していたブラッド・エルドレッド内野手(39)の現役引退と米国駐在スカウトとして契約する方針を発表した。
12年途中に加入し、14年には37本塁打でタイトルを獲得した。球団の外国人選手として、通算133本塁打は歴代2位で在籍7年は最長。人柄も良く「カントリー」の愛称でチームメートやファンから親しまれていた。昨オフに自由契約となり、日本での現役続行を模索したものの獲得球団はなく、8月上旬に現役引退を決断していた。
駐米スカウト就任について、鈴木清明球団本部長は「以前から頭にはあったこと。(日本で成功するためには)性格も重要。エルドレッドのような選手を見つけてほしい」と期待を寄せた。
9月15日のヤクルト戦(マツダ)では記念グッズが販売され、引退セレモニーが行われる予定。エルドレッドは球団を通じて「これからもずっとカープの家族の一員でいられることを誇りに思っています」とコメントを寄せた。