野間「リベンジ・ザ・甲斐キャノン」宣言 今季9盗塁!失敗ゼロ男が誓った

 広島・野間峻祥外野手(26)が3日、都内のホテルで行われた「日本生命セ・パ交流戦」の記者会見に出席。交流戦も自慢の走力でかき回す意気込みを口にした。2カード目にはソフトバンク戦(7日~・マツダ)が組まれており、チームは昨年の日本シリーズで甲斐に6連続盗塁阻止の屈辱を味わった。盗塁企図がなかった野間は“甲斐キャノン”へのリベンジを力強く宣言した。

 屈辱の光景を忘れるはずがない。野間の言葉に、鯉のリードオフマンとしてのプライドが垣間見えた。“甲斐キャノン”の話題になると、「決まる時は決まると思うので」とニヤリ。今季9盗塁で“失敗ゼロ”の男はこう続ける。

 「去年のことは去年のこと。印象はあるけど、ビビっていてはいけない。どんどん相手にプレッシャーをかける意味でも、スタートを切っていければいいと思います」

 堂々のリベンジ宣言だ。昨年の日本シリーズではカープのお家芸でもある“機動力”を完璧に封じられ、勢いを止められた。1勝4敗1分けで日本一を逃すと、シリーズ新記録の6連続盗塁阻止した甲斐に、育成選手初のMVPも献上した。

 野間は甲斐を相手に盗塁企図する場面はなかったが、同シリーズで高谷に二盗を阻止された。甲斐キャノンは今季もリーグ2位の盗塁阻止率・324を誇る。他にもパ・リーグには強肩捕手がそろっているだけに、「スキがあれば、どんどん走っていきたい」と意欲満々だ。

 まずは交流戦初戦の4日・西武戦(メットライフ)から弾みをつけたい。「(西武打線は)打ちますし、動いてくるチーム。うちに似ている。カープらしくチーム一丸となって戦っていきたい」。2年ぶりの交流戦勝ち越しへ、野間がスタートダッシュを決める。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス