プロ初先発の山口、五回まで無安打無失点

 「ヤクルト-広島」(30日、神宮球場)

 プロ初先発の広島・山口翔投手が五回まで無安打無失点。ヤクルト打線に付けいるスキを与えず、前半を折り返した。

 初回3点の援護をもらって先発マウンドに上がると、三者凡退に仕留める上々の立ち上がり。三回、1死から中村を四球で歩かせ、初めての走者を許したものの、落ち着いて後続を凡打に仕留めた。

 四回には山田哲、村上を連続三振を奪うと、五回には坂口から毎回となる7つ目の三振を奪った。

 初登板とは思えぬ堂々たるピッチングで弱冠20歳の2年目右腕が躍動した。

 初先発でノーヒットノーラン達成となれば、1987年の近藤真一(中日)以来の快挙となる。

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