これが好調チームの勢い!会沢が同点弾 誠也、西川、広輔も適時打
「ヤクルト-広島」(28日、神宮球場)
初回に1点を先制された広島が三回に早くも逆転した。
二回に会沢の5号同点ソロで追いついた広島。三回には先頭・野間の左前打をきっかけに1死一、三塁の場面となり、打席には鈴木を迎える。原の2球目スライダーを中前へはじき返し、「チャンスで回ってきたので、何とかランナーをかえせて良かったです」とコメントした。
なお1死一、二塁からは、西川の二塁への適時内野安打で1点を追加した。「チャンスだったので、しっかりと食らいついていきました。良いところに飛んでくれましたね」。西川はこれで球団では2014年の菊池涼以来5年ぶり8人目(9度目)となる20試合連続安打を記録した。
その後も2死一、三塁から田中広が「攻撃の良い流れに乗って、自分も続くことができました」と右翼線へ適時二塁打を放ち、この回3点目。試合前まで3試合連続二桁安打を放っている赤ヘル打線がこの日も躍動した。
26日の巨人戦(東京ド)で連勝が12で止まった広島だが、チームは好調をキープ。その勢いをこの試合でも序盤から発揮している。5月の戦績は16勝4敗1分け。94年8月にマークした月間18勝の球団記録まであと2勝に迫っている。
一方、ヤクルトは11連敗中。初回に山田哲が先制の適時二塁打を放ち幸先良く先制。しかしこのリードもあっさり追いつかれてしまった。





