松山が頭部に死球 病院直行も広報通し「大丈夫です」

 「広島9-2DeNA」(20日、マツダスタジアム)

 球場全体が騒然となった。広島・松山が頭部死球を受け、広島市内の病院へ救急車で直行。「脳振とう、右側頭部打撲」と診断された。病院から球場に戻ると、自らの足で歩きタクシーで帰途についた松山は広報を通じて「大丈夫です」とコメントした。

 場面は7-2の八回1死三塁だった。代打で打席に立つと、平田の初球146キロ直球が直撃。自身のヘルメットは吹っ飛び、その場に倒れ込むとしばらく動けず、担架で運ばれていた。

 今後は脳振とう特例措置で、21日に出場選手登録抹消される。緒方監督は「経過を見るしかないし、復調を待つしかない」と話し、松原チーフトレーナーは「慎重を期して最善の判断をしながら措置していきます」と説明した。

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