レグナルト1回0封2K鮮烈デビュー 堂々虎斬り!セットアッパー任せろ

 「練習試合、阪神5-0広島」(21日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 広島の新外国人、カイル・レグナルト投手(30)が鮮烈デビューを果たした。五回から1イニングを投げ無安打無失点の快投。最速148キロ直球で2三振を奪い、セットアッパーに名乗りを上げた。

 「今日はゾーンの中でしっかり勝負できたので良かった。過去2回の(実戦形式の)登板ではカウントを悪くしていたが、今日は自分のボールを投げきることができました」

 いきなり4番大山を142キロで3球三振に斬ると、続く中谷は一ゴロ。売り出し中のルーキー木浪も148キロで空振り三振に斬り、テンポのいい投球で三者凡退に抑えた。

 自ら“ハンマー”と呼ぶ縦割れカーブが最大の武器だが「真っすぐがあっての変化球」ときっぱり。スピードも「春の早い段階だから気にしていない。これからまだまだ上がってくると思うよ」と自信満々に言い放った。

 1軍外国人枠「4」は今年も野手「1」投手「3」が有力。投手陣ではジョンソンとフランスアが決定的で同じく新加入のローレンスらと残り1枠を争う構図だ。佐々岡投手コーチは「いいものを見せてくれた」とレグナルトを高評価。今後はアメリカで実績を残したリリーフ起用となりそうだ。キャンプ後半を迎えて、助っ人争いがし烈になってきた。

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