【丸と一問一答】「非常に高い評価をいただき悩みました。重圧はいい刺激に」
国内FA権を行使した広島・丸佳浩外野手(29)が30日、マツダスタジアムを訪れ、巨人移籍を表明した。地元千葉のロッテ、宣言残留を認めた広島も選択肢にあった中で、巨人・原辰徳監督(60)のメッセージが移籍の決め手になったという。2年連続リーグMVPに輝きリーグ3連覇に大きく貢献した不動の3番打者が、11年間在籍したチームに別れを告げた。以下、丸との一問一答。
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-かなり悩んだか。
「悩みました。11年間やってきた球団で愛着もあったし、そういう中で他球団の評価を聞きたいということで今回行使した。ジャイアンツ、マリーンズ両球団とも非常に高い評価をいただいて、なおさら悩みました」
-重圧が増す。
「幸いにもプラス思考な性格。そういうところも含めていい刺激に捉えて、一つの勉強だと思って考え方を増やしていければいいかなと思う」
-決断時期は。
「早く決めたかった。チームが(優勝旅行で)ハワイに行ってしまうので、そこまで延ばしてしまうのも失礼なのかなと」
-12月1日以降は。
「オーナーのほうから12月中は(施設を)使っていいぞという言葉をいただいた。ありがたく使わせてもらおうかと思います」
-巨人のイメージ。
「本当に勝負強いチームの印象。あまり勝負強くない僕がどうかなという気持ちも多少あるけど、しっかりとチームに少しでもプラスになれるようにしていきたい」