会沢、65年ぶり更新捕手最多13号 5連敗でもマジック9

 「中日4-3広島」(9日、ナゴヤドーム)

 広島・会沢翼捕手(30)が六回に左越え13号ソロを放ち、1953年・門前真佐人の12本塁打を超えて、球団捕手のシーズン最多本塁打記録を65年ぶりに塗り替えた。2試合連続での死球にめげず、豪快な一発を放ってみせた。チームは競り負けて今季2度目の5連敗。対中日も11勝13敗となり、完全優勝の可能性は消えた。それでもヤクルトが敗れたため、優勝マジックは「9」。11日から広島に戻り、リーグ3連覇へ突き進む。

 今季最後となるナゴヤドームで、会沢が球団史に名前を刻んだ。2-3の六回1死。鋭いスイングから左翼席へ13号ソロをたたきこんだ。一時、試合を振り出しに戻す豪快な一撃。球場の半分を真っ赤に染めた鯉党から拍手喝采を浴びながら、ゆっくりと本塁を駆け抜けた。

 「しっかりと自分のスイングで捉えることができた」。福谷の甘く入ってきたスライダーを完璧にはじき返した納得の1本だ。これで1953年の門前真佐人の12本を超え、球団の捕手としてシーズン最多本塁打を更新。今季、何度もバットでチームを救い、安打数(83)、打点(37)でもキャリアハイを更新中の選手会長は、「特に意識していなくて自分のスイングを心掛けていた。そうなったのなら良かった」。静かに喜びを表現した。

 どんなにぶつけられてもグラウンドに立ち続ける。四回、2試合連続で死球を受けた。前日8日は左膝の外側に投球を受け、もん絶して倒れ込んだ。それでも治療を終えると立ち上がり一塁へ。バティスタの右前打で三塁へ滑り込んだ。

 チームはナゴヤドームで3連敗。5日の阪神戦から続く連敗は「5」に伸びた。中日との対戦成績も11勝13敗となり、3年ぶりのカード負け越しが決定。完全優勝を阻止された。

 それでも緒方監督は一喜一憂しない。「最後まで諦めることなくやってくれた。敗戦?気にしていない。1試合1試合、勝とうが負けようが反省してやっている。広島に帰ってまた一戦一戦」と力を込めた。

 ヤクルトが敗れたため、優勝マジックは「9」になった。11日からは無類の強さを誇る地元に戻り、DeNAとの3連戦に臨む。気持ちを切り替え、リーグ3連覇へ着実に歩みを進めるのみだ。「頑張ります」。会沢は前を向いてバスへ乗り込んだ。

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